フリーランスのデメリットについて
ここでは、フリーランスのデメリットについて記載します。
フリーランスとして仕事をしていくに当たって、どのようなデメリットがあるのか、しっかりと把握しましょう。
【収入が安定しない】
フリーランスには決まった仕事がないので、毎月同じお金をもらえるとは限りません。
平均的なサラリーマンよりも多くもらえる月もあるかもしれませんが、1円も稼ぐことができない月もあるのです。
また、フリーランスには有給休暇や労災保険がないので、ケガや病気で仕事ができなくなれば、所得はなくなります。
そのため、体調管理はしっかりと行わなければならないと言えるでしょう。
ただし、労災保険の代わりとなるものはあるので、積極的に利用してください。
フリーランスに有給休暇はないものの、休めば減額されてしまうということはありません。
期間契約で仕事をしているという場合、基準となる時間が定められているので、1ヶ月の作業に費やす時間が基準時間を割らなければ減額されることはないでしょう。
【全ての責任が自分に降りかかる】
「収入が得られない」「仕事が全くない」「受注に失敗してしまう」といった全ての責任が自分に降りかかってしまいます。
フリーランスで失敗した場合は誰のせいでもなく、自分のせいなのです。
【スキルアップのサポートを得られない】
サラリーマンであれば、研修によって自分のスキルアップを図ることができます。
企業は人材を育成するために、新人にお金を使うのは当たり前のことでしょう。
しかし、フリーランスはそのようなスキルアップのサポートを得られません。
自分でお金を使い、自分でスキルアップを図らなければならないのです。
【福利厚生がない】
フリーランスは健康保険から所得税といった税金まで、全て自分で支払わなければなりません。
多くのフリーランサーは事業で得た利益の3分の1をこれらのコストで失っていると言われています。
そのため、フリーランスをして仕事をしていくに当たって、どのようなコストがかかるのか、しっかりと把握しなければなりません。
【営業活動をしなければならない】
フリーランスは自分から営業活動をしなければ、仕事はもらえないと言っても良いでしょう。
ただ待っているだけでは仕事は入ってこないのです。
そのため、自分で自分のスキルや知識を売り込む営業活動が必要不可欠であると言えます。
自分で契約を取ったり、価格交渉をするのは非常に大変ですが、これらの仕事を全て含めてフリーランスの仕事なのです。